供養とは
- 供養とは、亡くなった人などに対し冥福を祈るすべての行いを言います。
- 葬式・僧侶が執り行う年忌法要や仏壇に向かって手を合わせ焼香をしたり、読経をする行為なども供養です。
- また、墓前に花を添えることも日常的に行っている供養のひとつです。
仏教供養と追善供養(死者)
- 供養には大きく分けて2つの種類があります。仏教供養と追善供養です。
- 仏教供養とは、仏様や諸天、菩薩などに対して尊敬の念を示し、香華や飲食などの供物を捧げることを言います。
- 一方、追善供養は、亡くなった人に対して冥福を祈り、命日(忌日)に法要を行ったり、仏壇に手を合わせたりすることを言います。
- 「追善」という言葉には、故人の冥福を祈ると、その善行が故人の善行となり、自分にかえってくるという功徳の意味があります。
供養の意味
- 生きている者が善行を行い、亡くなった者へ祈りを捧げることが供養です。 供養の語源はサンスクリット語のプージャナーの訳で、心を込めて仏様に香華や燈明、飲食などを供えるという意味です。 日本においては森羅万象に魂が宿ると考えられていることから、長年使った仏具や道具、物なども「供養」の対象とされてきました。
供養の方法とタイミング
先祖供養
- 日々ご先祖様に感謝し、仏壇に向かって手を合わせ、お盆やお彼岸にお墓参りに行くことが供養となります。 子孫である私たちの元気な姿をご先祖様に伝えながら、仏壇にお水やお花を供え、線香をあげるのが一般的な供養と言えるでしょう。 必ずお盆やお彼岸にお墓参りをしなければいけない決まりはありません。体調不良や多忙で行けない時は、年末年始や命日などの節目に足を運ぶとよいでしょう。
死者の供養
- 仏教において、亡くなった人の魂は四十九日間成仏せず、この世をさまよい次の生を受けるとされています。 このことを中陰といいます。そのため、亡くなった人の魂がさまよわずに成仏し極楽浄土へかえれるよう、読経や飲食などを施します。 こうした死者の冥福を祈るために行う追善供養を「法要」といいます。 具体的には初七日、一回忌、三回忌、七回忌などのほかに、お盆(新盆含む)、お彼岸など弔いの仏教行事すべてのことを指します。
お墓や仏壇の供養
お墓の供養について
- お墓を新しく建てた時に取り行う「開眼・納骨法要」のことを、お墓の供養といいます。
- 開眼供養は、魂が入っていない墓石に亡くなった人の魂を宿らせる儀式です。遺骨をお墓に納骨する法要と併せて四十九日か百か日、または一周忌などに行うことが多いようです。
- 菩提寺で納骨法要を行う場合、本堂と墓前でお経をあげてもらい、故人の戒名や命日などを記した卒塔婆を建てます。
- また、移転などでお墓を取り壊す際には、「閉眼法要」を行います。
仏壇の供養について
- そのため、やむを得ぬ事情があって仏壇を処分する時は、「閉眼法要」という「魂抜き」の供養をしなければいけません。
- 処分をする前に菩提寺に相談し、お寺の方針に従いましょう。菩提寺がない場合は、自分たちでお参りをして処分する人もいるようです。しかし、位牌と仏像は魂抜きが必要とされています。